あるもの、ないもの
イランにないもの代表は、スタバとマックです。どんなにスタバのコーヒーやマックのポテトが恋しくなっても、イランにはありません。言わずもがな、アメリカとの関係がよろしくないことに原因があります。
チェーンではないカフェやファーストフードはたくさんあり、顔サイズのハンバーガーがスタンダードにでてきます。
意外とあるものは、お寿司。先日スーパーで買ってしまいました。
意外と美味しいです。500円ぐらいなので、イランの物価を考えれば高めかもしれません。
そして先日であったのはH&M。おおもとの会社がスウェーデンだからでしょうか。経済制裁とは全く関係なく営業していました。
なぜこれが?という日本のものも時々みかけます。ひとつはパン粉。日本語で大きくパン粉と書かれたものが色んなスーパーに置いてあります。
そして、先日見つけて感動したのは、トイレの芳香剤です。
サワデーは海を越えていました。
これはあるの?と気になるものがあったら教えてください。
次回、「イスファハーンのきれいなところ①」
モスクでしょうか、
この建物、一見するとモスクっぽいかなと思います。
でも上の方、十字架がついているのがお分かりでしょうか。実は、教会なんです。
私が留学しているイスファハーンには、アルメニア人がたくさん住んでいるジョルファー地区があります。
アルメニア人の宗教は主にキリスト教。中東、イランといえばイスラーム教のイメージかもしれませんが、キリスト教徒やユダヤ教徒、ゾロアスター教徒など他宗教の人々もいます。
こちらは、ゾロアスター教徒が鳥葬を行なっていた場所。イランの中心部、ヤズドというまちにあります。
鳥葬とは、鳥に食べさせるという方法で亡くなった人の体を自然に返していたもの。火葬や土葬では自然が汚れてしまういう考えからきています。
個人的な注目ポイントは、壁に腰掛けてる人です。
次回、「あるもの、ないもの」
まだ14世紀
イランに来て困ることNo.3ぐらいに暦があります。イランの暦は、西暦ではないからです。
イランは現在、1397年。2018年の東京から来ると、タイムスリップしたような気持ちになれます。
イスラム教の預言者ムハンマドが移住(ヒジュラ)した年が西暦622年。イランの暦はここから始まっているので、こんなズレ方をしているのです。
月も違うので、西暦の月でいっても「それはいつ?」となり混乱することも多いです。
少し話はそれますが、イランの小学校の満点は20点。例えばこのレストランは20点ね!というと、このレストランは素晴らしい!という意味になります。
今年、1397年の数字を全部バラバラにして足すと、1+3+9+7=20 。かなり縁起のいい年だそうです。
みなさまにとっても素敵な1397年になりますように。
写真は3週間ほど前に年が明けた時のもの。1397年 新年おめでとうと書いてあります。
次回、「モスクでしょうか、」
おひるね。
こんにちは。今回はイランの生活リズムの話をします。
イランの朝は早いです。銀行は7:30ごろにあき、学校でも8時には子どもたちの元気な声が聞こえてきます。
寝るのが早いのかと思いきや、イラン人は夜も遅いです。夕方になると公園に人がわらわらでてきて、子どもも結構遅くまで遊んでいる印象があります。
こんな生活ができる秘密、どうやらおひるねにありそうです。3時ごろになるとお店もオフモード。通りのお店はばたばたとシャッターを降ろし、あいていても店主が寝てたりご飯たべてたりします。
休日の公園でも、色んな木陰をみつけてはシートを引いてごろごろしています。
昼間は気温の高い国だからこその知恵かもしれません。
イランには来た際にはぜひこの生活リズム、体感してみてください。
写真は休日の公園にて。
次回、「まだ14世紀」